2

 

2つの方向性

 

 

そういえば今回の日本旅行では、名古屋でも東京でも、私より背が高いかも知れないと思われる女性を何人か見かけました。確かに、背の高い女性たちが増えていることを実感しました。もしかしたら、今の私たちの背の高さが、私たち自身によってもっと相対化されるーつまり私たちですら見上げなければならない背の高さの人たちも日常的に見かける日は近いのかもしれない。

 

では、そのときに私たちがどんな態度をとるのか。いつか私たちが「多様性の海に浮かぶ一点」―つまり自分より背の高い人もいるし、背の低い人もいるという雑多な状況に置かれるようになったとき、これまで私たちが通ってきた道こそがまるで当たり前でもあるかのように、否、「私だって我慢してきた、我慢できた、だからあんたたちも我慢せにゃ、できるはずだ」と言わんばかりに、私たちは、自分たちより背の高い人たちに、「わあ、大きいですねえ。身長、何センチですか」と声をかけるわけにはいきません。

 

「ひまわりの会」のお1人がおっしゃいました。今の男子生徒でも、190センチもあれば、みんなにいろいろ言われていやがっていると。「自分だけが飛び出す」「自分だけが目立つ」ことを、人は問題にするのです。神戸での出会いのように、4人もいれば、誰も何も言わなくなるのです。「1人だけ」が問題とされるのです。

 

「トールクラブひまわりの会」を通して、内向きには仲間同士で自由と開放感を味わい、(時には愚痴を言い合い、見知らぬ他人を罵倒しあって励ましあい。。笑)、そして外向きには、次世代の“悩みの再生産”をストップするために、微力ながらも声を上げ続けていきたいものだな、と思います。

Text Box:

 

ひまわりの無料アイコンを探しているときに見つけました。なにやらぴんぼけでよく見えませんが、この「ぶるぶる」は何の意味かな。。で、どうして背の高いひまわりさんは、震えて?いる二人を笑っているかのように、笑っているのでしょうか。なあんか、いやあなひまわりさんですね。(笑) 

 

これから私は、明るく、邪心なく、まっすぐに空に伸びていきまっす!!! 単にオバタリアンなだけかも。。(笑)

Text Box:                                                                                                        次のページへ